将来のなりたい職業と人工知能がもたらす未来は何が要因になるだろう? #127


子どもの頃になりたかった職業と現在の職業って、リンクしていますか?

 

自分なんかは小学校の卒業アルバムの将来なりたい職業に「本田技研の社員」って書いたことを、今でもよく覚えています。しかも、仕事うんぬんというより、「本田技研のサッカー選手になりたかった」というのが、理由なのですが、結果は・・・

 

先日公開された、将来なりたい職業に関してアンケート調査が、とても個人的にしっくりきたので、いろいろと考察してみました。

 


 

中学・高校生のなりたい職業から見える時代背景

 

調査は、ソニー生命保険が実施したもので、全国の中高生に対し「中高生が思い描く将来についての意識調査」というタイトルで5つのジャンルで質問をしています。

 

調査の詳細はこちらから

中高生が思い描く将来についての意識調査2017  | ソニー生命保険

 

この調査結果から注目した点は、「将来なりたい職業」の項目です。

 

中学・高校とそれぞれの回答結果ですが、面白いことに男子の1位が「ITエンジニア・プログラマー」という、システムを作り出す側で揃っています。もちろん、4つとも共通して公務員が入っていますが、5年くらい前だと、男女共にトップは公務員だったかと思います。YouTuberが入っていることも、今の時代だからこそだと感じますね。

 

なぜこのような結果になったのかを明確にすることは困難ですが、スマホをはじめとしたデジタルツールや、インターネットの発展が要因として推測できるのかなと思います。

 

 

なりたい職業を選ぶことは小学生時代に起因する?

 

キャリアコンサルティングの理論で、キャリア構築理論があります。簡単に説明すると、一人の人間が形成される要素は、小学校時代(とくに低学年まで)に経験したことが作用するというものです。

 

今回の結果にあてはめれば、今の高校3年生が小学生だった6〜11年前だと何があったか?スマホが出始めたり、インターネットで買い物が簡単にできる様になってきたり、mixiなどのSNSが始まったころだったりしますね。また中学3年生が小学生だった3〜8年前だと、LINEがあったりツイッターや、ソーシャルゲームなど、デジタルと密接した生活環境だったことは容易に想像できます。

 

先ほどのキャリア構築理論から考えれば、ITエンジニア・プログラマーを希望することは、自然な気がしてきます。女子中学生の「歌手・俳優・声優などの芸能人」は、いわずもがなかと感じます。

 

先ほど、“5年前は公務員がトップ”と書きましたが、これは親御さんの影響が強いことが理由に挙げられています。5年前+小学生の頃を考えれば、リーマンショックと重なることや、それまでの不況がありましたので、それを鑑みれば親御さんが「公務員になりなさい」と言うのも自然なことです。

 

何はともあれ、今後、職業構造の変化がますます加速していくなかで、「創り出す側」の希望が増えて来たことは、喜ばしいことだと個人的には感じています。

 

  

とはいっても全てが迎合されないであろう事実

 

先日、Facebookでこんな投稿がありました。

税理士さんの集まりに居合わせた。懇親会の話題は、流行りの二大クラウド会計に関する義憤・罵詈雑言のオンパレード。専門知識のない経営者が嬉しいソフトに、専門家の方が近づいていかないと経営サポートにならないんじゃないの?

 

今なにかと便利なクラウドサービス。ユーザーにとっての使いやすさが一番のポイントですが、古参の方からしたら、確かに脅威でしかないものかと思います。「専門知識・技術を、この人だから活用できる」時代ではなくなってきている証拠なのかと感じました。

 

クラウド会計が出て来たことで、10年後に消える職業に会計士が入った調査結果があり、会計士自体もそれを認めている以上、避けられない未来なのだと思います。しかし、当事者がどうしたら共存、または転換するかを真剣に考えていかなくてはならない時代にはいっているなぁと、しみじみ感じます。

 

それは我々キャリアコンサルタントも同じで、ドラえもんが今この瞬間に実世界に登場したら、自分たちの居処はたちまち無くなります。そうならない為にも、日々研鑽し、人間だからこそできる部分と人工知能にお願いできる部分を共用できる準備をしなくてはなりませんね!

 


 

まとめ

人口知能やビッグデータ、頻繁に耳にする言葉ですが、うまく活用していけば、大きな成果を出すことが可能だと思っています。もちろん、新しいものに嫌悪感を感じる方がいるのも事実ですが、今後10年20年先を見据えた時に、どの選択をするのがベストなのか、先見の明を鍛えなくてはなりません。

  

30年後の未来が、自分たちにとって輝かしいかどうかは、今からの行動が作用しますね。

 

 

 

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奥山 直和

奥山 直和

キャリア形成の専門家として、人事やキャリア関連を中心にブログを日々発信。いつもは中小企業の人事(採用・育成・評価)や、労働者のキャリア形成を後方支援。関わる企業や人は千差万別のため、支援は常に唯一無二を提供の施策を提供。また、クラウドファンディングFAAVO宇都宮の運営に携わり、HRとマーケティングの両面でクライアントのサポートに東奔西走する。ともすれば、数値をよく間違える、おっちょこちょいな性格がたまにキズ。。。 【趣味】お酒、BBQ、スノーボード、写真、城跡巡り    【所属等】・国家資格キャリアコンサルタント ・JCDA認定Carrer Deveropment Adviser ・ジョブカード作成アドバイザー ・NPO法人日本ゲートキーパー協会 初級ゲートキーパー ・クラウドファンディングFAAVO宇都宮 アンバサダー