昨日のブログと違って、真面目な内容です。
たぶん!!
昨日、厚労省から有効求人倍率が発表されました。
※詳細はこちら
18ヶ月連続上昇の1.09倍!
ちなみに、有効求人倍率というのは、簡単にいうと、
求職者数に対しての求人社数の割合のことを指します。
1倍を超えるということは、
1つの求人案件に対して応募する求職者数が減る!
ということになります。
で、今回18ヶ月上昇しているということは、
求職者数が減っている、つまり、求職者が労働者に
変わってきているということです。
求人案件数が増えるってことは、その分仕事量が増えて
いるということなので、景気は上向きですよ、と取れます。
ちなみに、日本で一番高いのは、トヨタがある愛知県で、
過去最高の倍率は、2.06倍でした。
なので、トヨタに入っている派遣・請負会社は、全国から、
期間従業員として募集かけまくってました!
製造大国栃木県も、過去最高は1.86倍で、全国3番目の
倍率にまで上がった事があります。
と、ここからは、若干深刻なお話。
有効求人倍率が上がると、採用しにくいということが、
上の内容でわかるかと思います。
それを踏まえて、有効求人倍率が0.7倍を超えると、
実際は応募者が多いはずなんだけれども、求人している
会社にとっては、思うような採用成果に結び付けづらくなる、
という現象が起きます。
なぜかというと、採用ターゲットをセグメントし、
それを2:6:2の法則に当てはめます。
A:優秀な人2割
B:ミドルレベル層6割
C:ローレベル層2割
求人広報をする際、採用のターゲットは大体、Bの層です。
Bの層の方が活発に流動している時の倍率が、0.7倍未満のとき。
なので、有効求人倍率が0.7倍になると、思うような採用成果に
結び付けづらくなる現象が起きるということです。
※これ以外にも考え方がありますので、ご了承ください。
論点がずれましたが、キャリアに携わる人間なら、有効求人倍率という
指標は、景気の上向き下向き加減を判断する材料といえますし、どの業界を
攻めるか、等の営業戦略の策定に大いに役立ったりします!
東京オリンピックもありますし、このままガガーンと上がっていって
欲しいですね!!
おしまい。
注)
カラ求人等による数値の操作については、日常茶飯事で
されていることと思いますが、その観点は今回省いています。
コッソリ設置しましたので、ポチってありがとうございました。
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奥山 直和

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